三ツ知では、「未来をつなぐ技術」で社会に貢献するだけでなく、そこで働く“人”の健康と安全にも真摯に向き合っています。2025年5月26日、現場の従業員を対象に、深夜業務・騒音・溶接ヒュームといった特定業務に関連した特殊健診を実施しました。
この取り組みは、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」と目標8「働きがいも経済成長も」に深く関わるものです。
①課題・背景
モノづくりの現場では、高い技術力と同時に、高いリスクも伴います。特に製造現場では、深夜勤務による体調への影響、大きな騒音による聴覚への負担、そして溶接作業による有害なヒュームの吸引といった健康リスクが懸念されてきました。
「アッチコッチ三ツ知」のキャッチフレーズの通り、国内外のあらゆる場所で活躍する製品を支えるのは現場で働く社員たちです。だからこそ、三ツ知は人をを守る取り組みを企業の責任として位置付けています。
② 三ツ知の具体的な取り組み
2025年5月26日(月)、三ツ知では現場社員に対して、特殊健診および特定業務従事者健診を実施しました。対象となったのは、深夜業務に従事する社員、騒音環境下で作業する社員、そして溶接ヒュームにさらされる可能性のある社員です。
各種健診項目は、法律に準拠しつつも、社員一人ひとりの健康状態を細かく把握できるよう設計されています。こうした健診の実施は定期的に行われており、結果に基づいた健康指導や作業環境の改善にも積極的に取り組んでいます。
SDGsとの関連性
目標3「すべての人に健康と福祉を」
健康診断を通じて労働者の健康を守ることは、企業の社会的責任であり、誰一人取り残さない社会の実現に欠かせません。
目標8「働きがいも経済成長も」
安心して働ける環境を整えることで、社員のモチベーションや生産性も向上し、持続可能な成長につながっていきます。
期待される効果
このような定期健診は、重大な健康リスクの早期発見・予防につながります。また、従業員が自分の健康に関心を持つきっかけにもなり、職場全体に安全・安心の文化が根づいていくことが期待されます。「未来をつなぐ技術」を支えるのは、健やかな社員の力です。だからこそ、健康投資は技術投資と同じくらい重要なのです。
まとめと今後の展望
三ツ知は今後も、社員の健康と働きやすい環境づくりを大切にしていきます。大きな改革ではなくても、一つひとつの取り組みが“持続可能な企業づくり”に欠かせない一歩です。企業の成長は、人の成長とともにある。私たちはその信念のもと、「未来をつなぐ」取り組みをこれからも続けてまいります。
最後に…読者の皆さまへメッセージ
三ツ知のSDGs活動にご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。私たちは、製品づくりだけでなく、“人”を大切にすべき業界であり続けたいと考えています。働く人の健康を守ること、それが真のサステナビリティへの第一歩です。これからも、社会や環境に対して誠実であり続けるための取り組みを積み重ねてまいります。今後とも、三ツ知をどうぞよろしくお願いいたします。
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